なぜ歯の色は着色するの?
原因は3つあります。
1:外因性の着色 (歯の表面に付いた着色)
茶渋など、食べ物の色素が歯の表面に沈着して起こる変色です。タバコのヤニもこれにあたります。
2:加齢と遺伝
年齢を重ねるごとに歯は着色していきます。また、生まれつき歯の色が黄色い方もいらっしゃいます。
こういう着色は、ホワイトニングの効果が出やすいです。
3:薬剤など、歯の内部構造が原因
過去に使われていた薬剤で、歯が変色する場合がございます。また、歯をぶつけたり、歯の病気によって歯の神経が死んだりして変色する場合もあります。
体に悪い影響はないの?
体に悪い影響はありません。
薬剤そのものの安全性は、アメリカでも確認されています。ただ、薬剤を飲み込んでしまった場合、濃度の濃い薬剤の場合は、口の中の鼓膜や食堂が痛んでしまう場合もあります。
歯に悪い影響はないの?
大丈夫です。歯に悪い影響はありません。
ただ、薬剤の刺激により、歯が知覚過敏といってしみやすくなることはあります。ホワイトニングで使われる過酸化水素は、米国食品医薬品局(FDA)でも成分の安全性を保証しています。また、ホワイトニング剤自体は米国歯科医師会(ADA)が安全性を認めてます。
歯ぐきを痛めたりしない?
大丈夫です。薬剤が歯ぐきに接触しても問題ありません。
施術中や術後に痛みは無いですか?
強い痛みはありません。
施術中の痛みで一番多いのは、知覚過敏で歯がズキズキ痛むという症状です。特に冷たい物に過敏に反応します。しかし、ほとんどが一過性のものなのですぐに治ります。もしどうしても痛いときは、薬剤の濃度を下げたり間隔を空けることで対応することが可能です。
なぜ白くなるの?
ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素や過酸化尿素は、酸素と水に分解されます。この時、フリーラジカルを発生します。そのフリーラジカルが歯の着色物質と結合することで着色物質が分解されます。
白くなるまでの期間は?
平均で言うと、ホームホワイトニングの場合は4週間くらいです。
白さを維持できる期間は?
ホワイトニング終了後、何もしなければ、少しずつ後戻りし、2~3年で元に戻る可能性があります。それを防ぐために当院では、1ヶ月に1番だけ装着して頂きます。また、カレー、赤ワインなどの食品や、たばこのヤニなどでも再び着色することがあります。着色性の強い商品は避けることです。次に3ヶ月後との定期的なクリーニングを受けることをおすすめします。
白さをキープする秘訣は?
たばこ、コーヒー、カレー、ワインなどの着色性の強い商品は避けることです。次に3ヶ月後との定期的なクリーニングを受けることをおすすめします。
市販の歯磨き粉では歯は白くならないの?
日本で市販されている歯磨き粉には、ホワイトニングの薬剤は含まれておりません。日本で市販されているものは、主に研磨剤が入っていて歯をすり減らすことによって白くさせるものです。一時的には白くなりますが、かえって着色しやすくなったり、歯を痛めるのでおすすめはできません。