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予防治療
リスクに応じた行動
 

ハイリスク

ミュータンス菌

ラクトバチラス菌

唾液量・緩衝能

ケア

プロフェッショナルケア
(歯医者で出来る事)

ハイリスク歯面へのTBI(※1)
PMTC(※2)の強化
短期間の定期検査

食生活指導
ムシ歯処置
停滞部位の改善
不適合のかぶせの治療

分泌量が遅い理由を探す
高濃度フッ化物塗布
咬合調整

セルフケア
(家で出来る事)

ブラッシング強化
キシリトールガム使用
フッ化第一スズ(※3)使用

ブラッシング強化
食生活の見直し

水分補給
キシリトールガムを使用
フッ化物入ハミガキ粉やジェルを使用
食事は良く噛む
就寝前の飲食を避ける

※1 TBI … ハミガキ指導
※2 PMTC … 専用の器具とペーストを使い、歯磨きでは落としきれない歯の表面の汚れ、歯垢やバイオフィルムを除去する方法。
※3 フッ化第一スズ … スズイオン(金属イオン)による殺菌効果、歯周病菌抑制効果

キシリトールについて
キシリトールが何故歯に良いと言われているのでしょうか?それはミュータンス菌を弱らせる効果があるからなのです。キシリトール入りのガムを食べると甘く感じます。砂糖の場合は歯を溶かす酸を作り、ミュータンスの仲間を増やしてしまいますが、キシリトールは酸を作らないので、ミュータンスが弱まる効果があるのです。

●ハイリスクの方
セルフケアを身につけ3~6ヶ月後の再検査で結果がローリスクになるよう努力してもらいます。
変化がない場合は、今までの問題点を見つけます。
●ローリスクの方
1年後くらいに変化がないか再検査を行います。
●矯正を行う方
装置セット前とセット後、装置取り外し後に検査を行うと、異なった結果が出ることが多いため、
自分の口腔内の状態を常に把握するようにします。

成長期や妊娠期、更年期障害など
環境が変われば口腔内も変化するため、定期的に検査を行うことが必要となります。

まとめ

1.まず患者さん自身で自分のリスクを把握しましょう。
2.口腔内調査・リスク診査 なぜムシ歯ができるのか考えましょう。また、ご自身の生活習慣も考えましょう。
3.TBI・PMTC セルフケアできる力が身についてきます。原因を考えてモチベーションUP!

カリエスリスク判定表
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